テンマクデザインから発売されている人気のパップテントシリーズ、炎幕。
このシリーズには、炎幕、炎幕DX、炎幕DX EVOの3種類があります。
今回は、この3種類の違いについて比較してみましょう。
初代炎幕
一番最初に登場した最もシンプルなモデルが煙幕です。このモデルはテントが全てコットン生地になっていて、炎にとにかく強い仕様になっています。
スカートが無い分夜の冷えには弱いですが、スカートは土や泥がついてメンテナンスが面倒なため個人的には不要かなと思います。
個人的に一番気に入っているモデルで、後述する炎幕DX EVOを3回使っただけですぐにこの炎幕に買い換えました(笑)
とにかく無駄なものがいらない、男らしさを追求するならこのモデルでいいのではと思います。
スカートとサイドガードのついた炎幕DX
炎幕にスカートとサイドガードがついたものが炎幕DXになります。とにかく冬の風から身を守りたいという方向けの仕様になっています。
個人的に残念なポイントとして、跳ね上げ部分の先端についているスカート部分もポリエステル生地のため、跳ね上げ部先端が炎に弱いという構造になってしまっています。
跳ね上げた端のあたりで焚き火をするのが僕の焚き火スタイルですので、炎幕DXは3モデルのうち唯一持っていないモデルです。
とはいえ、世間一般的な評価で言いますとこのモデルが最も人気なので、とりあえず買ってみるならこの炎幕DXを真剣に検討してみて欲しいものではあります。
ポリエステルを融合させた炎幕DX EVO
そもそもコットンのメリットって火に強い、この1点に尽きる。だから焚き火をする跳ね上げ部以外はポリエステルでいいんじゃね!?という発想のもと、半分コットン、半分ポリエステルの炎幕DX EVO。
実用性としてはかなりアリなんじゃないかと思います。
しかしそもそも炎幕シリーズを選択するユーザーというのは、パップテントでコットン生地のものが欲しいということで検討しているわけですが、そういったユーザーからは選ばれません。またそれ以外のユーザーからはそもそもあまり知られないというビミョーな立ち位置のモデルとなってしまっています。
しかしスカートとサイドガードがついて本体重量が炎幕とほぼ変わらない点や、跳ね上げ部の先端までちゃんとコットン生地になっているため跳ね上げ部については炎幕DXより炎に強い仕様になっている点が非常にオススメできるポイントです。
3つのモデルの比較
最後に、3つのモデルの特徴で比較してみました。
素材 | スカート | 本体重量 | 価格 | |
炎幕 | フルコットン | なし | 約2.8kg | いちばん安い |
炎幕DX | スカート以外 フルコットン | あり | 約3.7kg | いちばん高い |
炎幕DX EVO | 跳ね上げ部のみ コットン | あり | 約2.8kg | 安い |
※重量はAmazonにて比較
炎幕シリーズ3点について比較してみました。パップテント入門用には丁度いいテントになっていますので、一つ所有してみるのもいいと思いますよ。