「キャンプ動画の撮影って機材は何を揃えればいいんだろ?」
「夜の映像がノイズがひどくて見れたもんじゃないよー。」
「バッテリーが途中で切れて撮影できなかったー!」
こんな方に読んでほしい内容になっています。
キャンプでの動画撮影って実は難易度高かった
キャンプをしていると、動画撮影したくなりますよね!
僕がキャンプ風景を動画撮影し始めたきっかけは、「キャンプってすごく楽しい。そうだ、YouTubeに投稿して見てもらおう!」というものでした。
でも実際に動画を撮影してみると、色々な問題に悩まされました。
なぜかというと、キャンプの動画を撮影するというのは、実はけっこう難易度高いほうらしくて。
僕がこれまで直面してきた問題をざっとあげると、
- 風・沢の音が結構うるさい
- 夜になって暗くなると画質がかなり悪くなる
- 雨に濡らせなくて使えない
- キャンプ時の荷物が増える
- バッテリー切れで撮影できなくなる
- 水に落としそうで不安
けっこう苦労してきました。
僕はこれらを1つずつ解決してきましたけど、結構ムダなこともしたし、ムダなお金も使ったなーと思います。これからキャンプ動画を撮ってみようかなという人に、いきなり正解にたどり着けるような近道を用意しておこうと思います。
とはいっても、人それぞれキャンプにスタイルがあるように、撮りたい動画も違うものです。自分はどんな動画にしたいか?を考えたうえで機材選びをする手助けになるような内容を意識して解説していきます。
カメラの種類と強みと弱み
動画を撮影するといっても、色々な種類のカメラが選択肢にあがることでしょう。カメラはそれぞれ、強みと弱みがあります。
あなたがどんな動画を撮りたいか?によって、適切なカメラがかわってきますので、それぞれの強みについて紹介してみますね。
一眼レフ
一眼レフはこんな目的で選択するといいです。
- 画質にこだわりたい
- 星や野鳥などの写真も撮りたい
- ピントぼけを表現したい
- 一眼レフカッコイイから好き
実際、撮影している時以外でも、ポールなどにカメラを掛けておくだけで渋い雰囲気が出たりします。(笑)
ミラーレス一眼レフ
ミラーレフ一眼レフは、性能は一眼レフとほぼ同じです。一眼レフからファインダー(覗き口)を取り払った構造になっていて、その分安くてコンパクトなのが特徴です。
- 画質にこだわりたい
- 星や野鳥などの写真も撮りたい
- ピントぼけを表現したい
- ミラーレス一眼かわいいから好き
- ディスプレイを自分側に向けれるものだと自撮りがしやすい
一眼レフより一回り小さいため、渋いというよりはレトロなかわいさ的な雰囲気が出たりします。
また、一眼レフには無い強みとして、実際に撮影できている映像を確認しながら自撮りができるといった強みがあります。
ビデオカメラ
ビデオカメラは動画を撮影することに特化しています。明るいところでスポーツや素早く動くものを撮影するのに向いています。しかしキャンプはそんなにハードな動きはないのかな、と思っています。
- 長時間撮影に向いている
- 画質だけでなく音質もいい(話している声などをより拾ってくれる)
- 手振れ補正の性能がいい
- 三脚が無くても片手で持って撮影できる
- ディスプレイを自分側に向ければ自撮りが楽になる
そもそも動画をとる機材だけあって、性能としてバランスがとれているため、1つ持っているとオールラウンドに役立ってくれます。
スマホ
スマホのカメラは思っている以上にかなり画質がいいです。
- 荷物を増やさなくて済む(スマホは動画撮影しなくても持って行きますよね)
- 前面カメラを使えば自分の映りを確認しながら自撮りができる(画質は落ちる)
- スマホのライトで照らしながら撮影できる(これ、夜すごく便利です)
- 決定的瞬間にサッと取り出して撮影できる
- スマホケースの選択によっては雨を気にせず撮影できる
- 撮影した動画や写真をすぐにSNSで自慢できる
僕はソロキャンパーなので荷物を増やしたくないという事情があったので、iPhone Pro MAXを選択しました。画質が神レベルなだけでなくバッテリーもちがかなりいいので、モバイルバッテリーを持つ必要もなくなりました。
参考:キャンプの動画撮影にiPhone11 Pro MAXを買ってみた感想
アクションカメラ
アクションカメラは自分視点で撮影するのに向いています。
- 自分視点で撮影できる
- タフにできている(ダメージが想定される場合はケースに入れて使う)
- 小さいため荷物があまり増えない
- 高角レンズなため広範囲が撮影できる(景色が歪む弊害あり)
キャンプの動画を全て自分視点で撮影したいという人には向いていると思います。
ドローン
自分のテントなどを上空から撮影できるだけでなく、近くの地形の偵察にも使えます。
- 上から視点で撮影可能
- 近くの偵察に使える
- 操縦していて楽しい
ドローンだけではキャンプの動画撮影はできないため、他のカメラも用意する必要はありです。
撮影方法を工夫しよう
ちょっと撮影方法を工夫するだけで、画質グンとよくすることができます。
高級な機材をそろえる前に、まずはここで紹介する基本的な画質向上対策をしてみて下さい。
ズームしないで撮影する
ズームするとセンサーに取り込める光の量が少なくなるため、暗い画質になったりノイズが入ったりします。また、手振れなどの影響も大きくなります。
極力ズームしないように撮影するだけで、ズームしている時と比べてかなり画質がよくなります。
ズームする前にカメラを近づける努力を最大限する。これ、カメラの鉄則。
照明などで明るくする
夜の撮影はどうしても画質が悪くなりがちです。ならば、明るくすればいいのです!
照明である程度明るくした状態で撮影しましょう。
照明で照らしたりしたら夜の雰囲気が損なわれないか心配になるかもしれませんね。大丈夫、少しくらい照明で照らしたところで、雰囲気は損なわれません。
テレビのロケなんかも、我々視聴者は気づきにくいですが、けっこう照明でバンバン照らしながら撮影してるんですよね。
三脚を使おう
自分を撮影するなら三脚は必須といっても過言ではないですね。
また、手で持つよりも三脚に固定したほうが手振れが防げていい画質になります。
そんなにしっかりしたものでなくても大丈夫です。キャンプなので軽いものがオススメです。
僕はこれを2つ持っています。軽くて使いやすくて、ソロキャンで2台同時撮影に使っています。ただ、カメラ台の部分が2・3回の使用で一か所ポロッと取れる部分があるので、そうしたら一度だけでいいのでアロンアルファでくっつける、という手間はかかります。(笑)
ジンバル
手で持って撮影する時に手振れを防いでくれるアイテムです。一眼レフやスマホは手振れに弱いため、気になる方はジンバル使うといいですよ。
動画編集ソフトで補おう
動画の画質や音質は、撮影機材だけで決まるわけではありません。
その後の編集でかなり補正することができます。
「動画編集ソフトといえば、シーンとシーンをつなぎ合わせたり、音楽・ナレーション・字幕を入れたりできるソフトだよね?」
と思うかもしれませんね。
実際はそれだけではなくて、ほかにも映像や音のノイズを消すことができたり、周りの小さな音を“無かったかのように”消してくれたりと、映像の質をワンランク、いやスリーランクくらい上げてくれる機能がついているんです。
- 映像を滑らかに補正できる (暗いシーンなどのノイズ除去)
- 周りの環境音などを消してくれる(山にひびく車やバイクの音とか消せます)
- 音の大きさを調整したり均一にしたりできる
- 傾きを補正できる(撮影時に傾いていてもカバーできる)
僕は長い間フリーの動画編集ソフトを使っていました。有料ソフトを使ってみて、なんでもっと早く使わなかったんだYO!ってなりました。
有料の動画編集ソフトのオススメはAdobeのPremiereです。一か月間の無料期間もあるのでぜひお試しあれ。
まとめ
今回は、これからキャンプの動画を撮影しようといった方に向けて、どんな機材があるのかについて広く浅い内容で解説してみました。
今後は僕が実際に浸かっている機材や撮影のコツなどについて深堀りした内容も紹介していくつもりですので、次回以降の記事もぜひ読んでみて下さいね。