あ、まだクーラーボックスを持っていないんですか?
なるほど、これから初キャンプなんですね?
ふむふむ。
それで、お手軽な発泡スチロールのクーラーボックスなんてどうかな?と考えたわけですね。
それ…なかなかいい考えですよ!
あなたがどんなキャンプスタイルが好き、どんなサイズのクーラーボックスが欲しくなるのか?
この辺りがまだ分かっていないうちは発泡スチロールのクーラーボックスを活用しながら見極めていけばいいわけです。
もし少し小さいなと感じたらちょっと大きめのものを。
大きすぎるなと感じたらちょっと小さめのものを。
つまり、発泡スチロールのクーラーボックスというのは、サイズ感を確認するためにうってつけないアイテムなわけです。
というわけで、今回は発泡スチロールのクーラーボックスンの魅力についてお話してみます。
厚みがそのまま保温力
発泡スチロールのクーラーボックスは、ほぼその全てが発泡スチロールでできていますので、その厚みが見たまま保温力になります。
だから、「このクーラーボックス、保温力高いのかな?」といったように迷うことはありません。
「分厚いから保温力バツグンなんだな!ぐへへへへ!」とか、逆に「薄いからそんな保温力ねーだろ!ファーーーック!」といった感じで性能が分かりやすいです。
バツグンに軽い
発泡スチロールというと、他のクーラーボックスより廉価版(れんかばん)ように思われがちですが、他のクーラーボックスを圧倒する突出したステータスがあります。
それは、軽いということ。
荷物が多くなる、それをどうやって少なく軽くするか?
これはキャンプの永遠のテーマであるわけですが、発泡スチロールのクーラーボックスはここにかなり強いわけです。
気軽に捨てることができる
なんだか捨てることが前提として書かれているわけですが…
実際、発泡スチロールのクーラーボックスは捨ててなんぼです。
というのも、実は発泡スチロールというのは買い替えが基本だからです。
発泡スチロールは体積の98%が空気でできていて、さらに燃やしてもダイオキシンが発生しない、環境にやさしい素材と言われています。
98%が空気ということで、製造する時の材料は残りの2%だけ。お財布にもやさしいわけです。
そうなると、汚れたら買い替える。
嫌な匂いがついたら、買い替える。
他に欲しいクーラーボックスが見つかったら、買い替える。
こんな使い方が可能なわけです。
だから、捨てたい時は、遠慮なく捨ててしまえばいいわけですね。
ただ、自治体によって、燃えるゴミや資源ごみといった扱いが違うのでこの辺りはちゃんと確認してから捨てましょう。
このとき、バッキバキに割って小さくできるため、処分のための費用も安く済ませることができて本当に最期までやさしいヤツなんですよ。
キャプテンスタッグのクーラーボックス
どうですか、発泡スチロールのクーラーボックスで十分だ!って気分になってきましたか?
そんなアナタに、キャンプ用品メーカーとして有名なキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)が出している発泡スチロールのクーラーボックスをご紹介します。
容量は18ℓと少なめで、たぶんソロキャンプだとちょうどいい容量かな、と思います。
見た目は若干クーラーボックス感が意識されていて、「ただの発泡スチロールの箱じゃん」といったツッコミ体質の人間への対策はしてあるな、といった印象です。
もしこれで小さいな、と感じたら次買うクーラーボックスはもう少し大きめに。
もう少し小さくしても大丈夫かな、と感じたら次買うクーラーボックスはもう少し小さめに。
それまでのつなぎとして使ってやりましょう。
まとめ
いかがでしたか?発泡スチロールのクーラーボックスって、意外とアリなんです。
キャンプ道具というのは高価なものを買いだすとキリがないです。
すぐに金欠、趣味として続かない。…なんてことにならないように、お金をかけなくても問題ない部分はとことんケチっていくべき。
初キャンプとか、まだ日が浅いなら。クーラーボックスは発泡スチロールのもので試してみるといいですよ。