最近は新型コロナ(COVID-19)のせいで、キャンプも自粛しなければいけない世の中になってしまいましたね…。
そんな今、僕の生活で大活躍しているのが、ヘリノックスのコットワンコンバーチブルです。
もともとは「これがあればキャンプに椅子持ってかなくていんじゃね!?」的な、いかに軽装備でいけるかという考えで買いました。
それがキャンプに行けない近頃は、庭やピクニックなんかでもすごく役立っています。
と、いうわけで、このアイテムの魅力をお伝えしていこうと思います。
組み立ては簡単。でも力は必要かも。
足が5本とかあるコットもあるなか、コットワンコンバーチブルの足は3本と、少ないです。
単純な話、足が少なければその分だけ組み立て時間も減って、うれしいことです。
(あと虫が登ってくる率が5分の3に減るのも地味にうれしい)
組み立て時間は僕の場合、3分ほどでした。
足を取り付ける時はテコの力を利用して、小さい力で組み立てれる工夫がされています。
足を取り付ける前は、このように緩くしておき。
フレームに引っかけたら握りこむことで
フレームにガチッ!とハマるという構造です。
テコの力を使うことで、かなり強力にフレームを支えてくれます。
この構造なら力は全くいらないな、ということで女性に組み立てを頼んだことがあるのですが、そこそこ力が必要とのこと。
僕はこれまで大抵の不便は力で解決してきたので、この辺りの感覚がマヒしていたかもと反省。(笑)
コットレッグを使えばハイコットに
コットレッグを付けるだけで、ハイコット(地面からの高さがあるコット)にすることができます。
コットレッグは全部で12本。
1本ずつ、それぞれの足についている穴にぶっ刺していくだけ。
本当にただぶっ刺すだけの簡単なおしごと。
家族でのキャンプなら、この工程こそ子供に任せるところだと思います。
かなり高くなります。
それでいて、耐久性バツグン。
ちょっとしたピクニックに椅子がわりに持って行って使ってみたんですが、2人で座っても問題なくて、すごく快適でした。
ハイコットとしてはダントツの軽さと収納のコンパクト性があり、他と比較しようにも比べれるようなアイテムが無かったのが、僕がコットワンコンバーチブルを選んだ大きな理由でした。
5色のラインナップ
色は全部で5色から選ぶことができます。
ブラックは、実際には足の部分にいちぶ水色が使われているので、本当の意味でのブラックはブラックアウトのほうです。(ややこしいですねー)
新色はどれ?
はじめはブラックのみのラインナップだったのが、新色としてブラックアウト、コヨーテ、グリーン、レッドが出たみたいです。
やっぱり、ブラックの足に使われている水色が不人気だったのかなと推測。
ブラックアウトは常に品薄なのでサマーキットがオススメ。
ブラックアウトカラーは真のブラック。
フレームも布部分も全て黒というカラーです。
一番人気のカラーであるため、常に品薄。売り切れになっていることが多いです。
売り切れていなくても、1万円ほど割高で売られているとか。
そこで提案なのが、サマーキットを買ってしまおうというもの。
これは夏用メッシュ生地なんですけど、なんと色は黒ですよ黒!
他カラーのコットワンコンバーチブルを買って、そちらにこれをつければブラックアウトカラーの完成です!
冬?
冬は…マットを敷いてしまえばそんなに変わらないと思うんだけどどうなんだろう?
コヨーテ
コヨーテも落ち着いていて人気カラーです。
僕はグリーンにしたのですが、最後までどちらにしようか迷いました。
人気度でいえば ブラックアウト>コヨーテ>グリーン みたいです。
グリーン
僕が購入したのがこの色です。
やはり自然と調和する色がいいなということでブラックアウト・コヨーテと迷ったんですが、黒っぽい虫がいたら気づけるかなということでグリーンにしました。(どんだけ虫嫌いなんだと)
うん、我ながらポーランド軍幕とOregonianCamperのグランドシート(コヨーテ)とマッチして渋い。
ここでコットまでコヨーテだと少し無機質すぎる感じかなと思うわけですよ。
(ここまで色に拘っておいてポールが赤いのにはふれないで下さい)
レッド
レッドは女子とかに人気なんじゃないですかねー
(女子キャンパーの知り合いいないのでテキトーですスミマセン)
サイズ
収納サイズ
収納サイズはキャンプ道具ですごく重要ですよね。
僕は軽量ソロキャンパーを自負しているので、こういったところにはすごく神経を使っています。
ローコット(地面からの高さがないコット)としてはやや大き目な収納サイズなんじゃないかなと思います。
なので、野営なんかで荷物を最小限にしたい時でローコットでもいいやって時はあまり持って行くメリットがないですね…。
(寝心地は神ですが)
しかし、コットレッグと組み合わせたハイコット(地面からの高さがあるコット)として考えた場合、かなり小さく収納できるといえます。
というか、他にいい勝負できそうなコットが思い浮かびません。(笑)
ハイコットとしてコンパクトに収納したいなら、このコットワンコンバーチブル一択だと思います。
ライトコットと比べたサイズ
ではライトコットと比べるとどうでしょうか?
コットワンコンバーチブルがしっかりとした作りの王道コットであるのに対して小型軽量化がウリのライトコットもあります。
ライトコットは持っていないのですが、ずっと愛用していたDESERT WALKERのコットがライトコットとほぼ同じくらいのサイズだったため、こちらと比べてみました。
展開サイズ
ライトコットとDESERT WALKERの展開サイズはカタログスペック上全く同じなので、かなり参考になりますよ~
コットワン コンバーチブル | 190 | 68 | 16 |
ライトコット | 185 | 60 | 13 |
DESERT WALKER | 185 | 60 | 15 |
奥がコットワンコンバーチブルで、手前がDESERT WALKER(ライトコットだと考えて下さい)です。
どうしても奥のほうが小さく見えてしまうので、このアングルだとサイズ感がつかみにくいかもしれませんね…。
左がDESERT WALKER、右がコットワンコンバーチブルです。
こうやって見ると、やはり結構サイズ感の違いがわかりますね。
身長173cm、体重67㎏の僕の感想だと…
- DESERT WALKER(ライトコット)のときは窮屈。
- コットワンコンバーチブルのときは右や左向くくらいなら余裕。
これくらいの違いがあります。
収納サイズ
ライトコットの収納サイズはコットワンコンバーチブルとDESERT WALKERの中間くらいですね。
そこのところ意識して比較してみましょう。
コットワン コンバーチブル | 54 | 16 | 16 |
ライトコット | 53 | 13 | 13 |
DESERT WALKER | 49 | 10 | 10 |
上がコットワンコンバーチブルで、真ん中がDESERT WALKERです。
参考までに、500mlのペットボトルを手前に置いてみました。
そこまで見た目ではサイズは変わらないですね…。
DESERT WALKERのほうが若干細いかな?
といった感じです。
ただ、手に持って重さを感じてみると、確かな違いを感じます。
コットワンコンバーチブルはライトコットのおよそ倍の重さがあるので、このあたりは持ち運びに影響してきそうです。
ライトコットにコットレッグは装着不可
サイズの違いもありますが、超重要な点が、ライトコットにはコットレッグを付けることができないってことです。
つまり、ハイコットとして使いたいなら必然的に選択肢はコットワンコンバーチブルになるということ。
僕はこの時点でコットワンコンバーチブル一択になりました。
ローコットならDESERT WALKERでいいじゃないか
そりゃライトコットはかなり品質いいのかもしれませんが…
価格差を考えたら、4分の1以下のお値段で買えるDESERT WALKERでいいじゃないかと声を大にして言いたーい!
タクティカルコットとの違い
コットワンコンと似たようなアイテムに、タクティカルコットがあります。
いったい何が違うのか?
- サイズ→同じ(190cm×68cm×16cm)
- 耐荷重→同じ(145㎏)
- コットレッグ→どちらも装着可能
- 定価→コットワン:35,500円(税抜) タクティカルコット:44,000円(税抜)~52,000円(税抜)
- 重量→コットワン:2.19㎏ タクティカルコット:2.36㎏
基本的な部分は全て同じで、デザインがちょっと違うだけです。
それもそのはず、どちらもヘリノックス社が出しているアイテムで、ブランド分けしてあるだけみたいです。
それなら安いコットワンでええですわ…。
口コミてきにはどうなのか
僕も買う時に口コミはチェックするんですけど、お値段高いだけあって皆さん自宅でも使われているようです。
キャンプ場での使用はもとより、半年程度の出張における個人用ベッドとして購入しました。
Amazon コットワンコンバーチブル
これは…出張が楽しくなってしまいますね。
「4万出してもこの程度か…」と思ったのが最後の記憶で、次に気付いたころには完全に日が暮れていました。
Amazon コットワンコンバーチブル
この人何時間寝たんだよ(笑)
youtubeでたくさんレビューがUPされているが実際の組み立ててみないと
Amazon コットワンコンバーチブル
感覚はわからないですね。
非力を自負する女子はやめておいたほうが無難
非力女子はほんと力ないですからねー。
張りがしっかりしていて、軽く、凄くいい。
Amazon コットワンコンバーチブル
完成度は文句無しだけど、ちょっとお高いので星マイナス1
最初はかなり力が要るのでビビりますが、慣れると案外気にならなくなります。
そう、正しい力のかけ方ができるとホントーに楽になります!
僕は汚すのが嫌なので全て空中に持ち上げた状態でやるため大変ですが。
とまあこんな感じでお値段めちゃ高いにもかかわらず☆4.5ですわ。
ふるさと納税で安く手に入るという噂が!?
ふるさと納税でコットワンを安く手に入れたって話を聞いたんだけど、本当?
ふるさと納税をするとヘリノックス製品が安くて手に入る裏技がある…
コットワンを買った後になってから、こんな噂話を聞きました。
もし本当だったら泣いちゃう!
ということで実際のところを調べてみました。
結論として、噂話は本当でした。
しかし、2020年現在ではもうふるさと納税によってコットワンを安く手に入れることはできないようです。
コットワンを安くで手に入れていた方法
2020年現在ではもう使えない方法なのですが、どんな方法だったかちょっと気になりますよね?
ということで、簡単に裏技てきな部分のタネ明かしをしておきましょう。
具体的には、税金の法律とふるさと納税の2つの合わせ技を使っていました。
- ふるさと納税に対する住民税の控除
(ふるさと納税した額-2000円が翌年の住民税から控除される) - 長野県の小谷村にふるさと納税
(ふるさと納税額のおよそ3割ぶんのモンベルのポイントをもらえる)
この2つを組み合わせて、次のような感じで安く手に入れることができます。
- 小谷村にふるさと納税をする
- 小谷村の返礼品としてモンベルのポイントが手に入る
- モンベルのポイントを使ってコットワンが手に入る
- 翌年の住民税からふるさと納税額ほぼ免除
- 結果的に普通にコットワンを買うよりおトク!
(ちなみに話を簡単にするために細かい数字や割合は省いて話しています。)
なぜ、ふるさと納税でコットワンが手に入らなくなったのか?
現在では、小谷市の返礼品として、モンベルのポイントはもらえなくなっています。
かわりに、HAKUBA VALLEY OTARIというブランドのアウトドアグッズが返礼品としてもらえるようになっています。
そもそも、ふるさと納税とは商売になっていいものではありません。
そのため、返礼品には地域経済の活性化に繋がるような特産品がふさわしい、という声が強くなりました。
結果として返礼品の内容を変更せざるを得なかったんじゃないかなと思います。
(HAKUBA VALLEY OTARIは長野ブランド)
まあ、とはいえ、コットワン既に買ってしまった僕としては、悔し泣きせずに済んでよかったですけど。(笑)
楽天で探すと掘り出し物があるかも?
楽天も相変わらず、人気色なんかは売り切れが多いです。
でも、同じ出品枠の中であれば、人気色による値段の違いが無い、というメリットがあります。
空き時間を使って掘り出し物を探すとおトクに手に入れることができるかもしれません。
インシュレーテッド
冬用のコットワンコンバーチブルがあります。
それが、コットワンコンバーチブル インシュレーテッドです。
シートの中に空気が入る構造になっていて、空気を入れることで保温性が上がる、というもの。
これがあると、春や秋のキャンプくらいなら、かさばるマットを持って行かなくて済みそうです。
既に普通のタイプを持っている人なら、シート部分だけの入手も可能。
冬はインシュレーテッド、夏はサマーキットと使い分けるのが最強そうですね。
それと、どちらも黒なのでブラックアウトカラーが人気すぎて買えないなら代用すればいいと思います。
中古でも、いいじゃないか。
コットワンコンバーチブルはかなりちゃんとした作りなので、中古でも全然問題ないと思います。
もしシートの汚れなどが気になるようならインシュレーテッドやサマーキットを単品で買って夏と冬で使い分ければいいわけで。
フレームは汚れていても拭けばキレイになりますし。
メルカリで探すべし
中古品はメルカリでそこそこ売られています。
ひょっとすると、現在のところ唯一の安い中古品を探すことができるマーケットなんじゃないかなと思います。
→メルカリでの検索結果
Amazonとヤフオクはつかえねー
Amazonマーケットプレイスやヤフオクは、定価より値段を釣り上げての転売が多いようです。
品薄が続く限りこの状態は続きそうですね。
まとめ
キャンプでもかなり使えるこのアイテムですが、キャンプ以外のシーンでここまで活躍してくれるとは思っていませんでした。
今後コピー商品とかも出てくるかもしれませんが、たぶんここまでの品質は出せないでしょうね。
長くなっちゃったのでポイントをギュギュっとまとめておくと、
- ヘリノックスのコットワンコンバーチブル、マジおすすめ。
- コットレッグを付けることでハイコットになる。
- ライトコットはハイコットにはならないし、別物と考えるべき。
- 人気色のブラックアウトは品薄。でもサマーキットもインシュレーテッドも黒だよ。
- タクティカルコットは姉妹ブランドだけどほぼ同じ。なら圧倒的に安いコットワンでいいよね。
- 中古で買うならメルカリ。
こんなところかなと思います。
キャンプのツイートだけでなく、手に入れたアウトドアグッズに関するツイートなんかもしているので、たまーに見てもらえるとあなたの知らない便利な情報が手に入る、かも!?
このツイートはコットワンコンバーチブルを実際に使った時のツイート。
写真の向きはおかしい、コットワンの写真には指が写りこんでいるなど、我ながら手抜き感ハンパないですが。(笑)