久しぶりの更新です!
よーやく緊急事態宣言が全国で解除されましたね。
コロナ自粛で我々キャンパーも影響受けまくりでした。
ただ、3密を作らないレジャーとして大きく注目されたのも確かなので、今後ますますキャンプ人気が高まるんじゃないかなとか思ったり。
そんななか、5月23日にキャンプ行ってきました。
初夏キャンプですね。
僕のはまぁタープ泊なわけですが、
- 前半で楽しかったよ的な報告を
- 後半で虫事情なんかのお話を
しようかなと思います。
他県ナンバー狩りはされずにすんだ
キャンプに行ったのが5月23日。東京や大阪を除いて緊急事態宣言が解除されてはいるものの、まだ自粛するべきかどうかといえば、もちろん自粛するべき時期ではあります。
そんななか、個人的に自粛解除してのキャンプです。
出発する前は、2ヵ月我慢したんだからキャンプくらいええやろ?って考えでした。
距離的にも50㎞しか離れていないし。
とはいえ隣の県までやって来たわけで、
目的地が近づくにつれて他県ナンバー狩りに会わないか心配になっていきます。。
結果的には車にウ〇コとか書かれることもなく、無事帰ってくることができました。
タープは男らしく1枚張りした
タープはこんな感じで、東ドイツ軍幕を 面倒くさいので 男らしく1枚張りです。
と見せかけて、実はこれ、2枚重ねで張ってます。
もし雨が降ってきたら、開いてパップテントの跳ね上げみたいにしようという目論見です。
2枚重ねとはいえ、1枚張りと同じ構造だから、張るのも一瞬!
…とはいかず、さすが久しぶりのリハビリキャンプ。ペグ打ち一つとっても、後で抜けてしまったりとちょっとグダグダしました。
やっぱり、キャンプもブランクよくないですね。
張り方なども、もう少し研究と練習せねば。
東ドイツ軍幕に興味があれば、こちらの記事も読んでみて下さい。
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バーナーを使ったらすごく楽だった
冬であれば、暖を取るためキャンプ地に着いたらすぐにでも焚き火を始めるところなのですが、暖かい季節なのでその必要もありません。
ということで、お昼はバーナーでお湯を沸かし、カップヌードルリフィルを食しました。
うーん、楽ちんで雰囲気あって美味。
スマートにバーナーでお湯を沸かしたい方はこちらの記事も読んでみて下さい。
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野営地の下見へ
お昼を食べたら、軽い運動タイム!
野営地の下見です。
前回野営装備を背負いながら登ったときはかなり疲れたけど、
荷物を持っていないためずいぶんと道のりが楽!
キャンプ道具の軽量化は、野営をするならかなり重要な部分だと実感。
多少の不便をとってでも軽量化。これ、だいじ。
山の奥に入っていくと、道を走る車の音などもまったく聞こえなくなります。
雰囲気バグツンなので、近いうちに野営しに来たいなぁ。
ウルトラライトファイヤースタンドで焚き火
最近ようやく使い始めた焚き火台、ウルトラライトファイヤースタンド。
長い名前だなぁ。
日本語で言ってしまえば、「超軽量焚火台」と言ったところだろうに。
非常に使い勝手がよく、持ち運び時には軽量コンパクトと最強の焚き火台の一つであることは違いないのですが、地面に熱が伝わるため使えるサイトが限られるというのが致命的で使わない人が多いみたいです。
でも、地面が土または砂利で、管理人さんに確認とったうえでなら使っても問題なしですよね?
みんなもっと使ったらいいのに。
焚き火で温めたお湯でコーヒータイム。
なんだこの優雅すぎるキャンプは!?
自然の中で飲むコーヒーは本当、格別なんだよなぁ。
夜は映画鑑賞してみた
僕はキャンプ場に、雰囲気をぶち壊すようなものは基本的に持ち込まない主義なのですが、ブランク2ヵ月というリハビリキャンプということで、試しにMacBook Proを持ち込んでみました。
ちなみにこのMacBook Proは最高グレードで35万もするので(爆)
セキュリティ的に車に保管できるオートキャンプだからこそ持ち込めました。
(あるいは、誰もいない山奥か。)
まあ、Apple製品は盗難されても自分の端末なら追跡できるので犯人見つけることはできるわけですが。
キャンプ場で気の知れたキャンプ仲間と見る映画はサイコーでした!
なんだなんだ優雅になりすぎだろ!?
と優雅なのはここまで。
ここから少しタイヘンになっていきます。
雨キャンプ突入
夜中寝ていると、顔が冷たくて起こされる。
気づくと雨。
東ドイツ軍幕1枚張りでは、足と顔と右手が若干タープに収まりきらないので、その部分が雨にさらされていました。。
既に寝ていた状態だから動きたくないという心理もあって、なかなか対処できない。
雨よすぐやんでくれーと思いながら、動こうか動くまいか迷う。
30分くらい悩んでいるうちに、どんどん雨が強くなっていったので、しかたなくタープを増設して雨除けの空間をつくることに。
夜中にペグ打ちするのは他のキャンパーに迷惑だなと思ったけど、雨で土が柔らかくなっていたこともあって、足で踏むだけで刺さってくれた。
追加のポールを2本立てて、2枚重なっていたタープを広げて、パップテントの跳ね上げ式のような感じにフォームチェンジ!
裏返したせいで、外側にあった面が内側に。
無数の水滴がついていてポツポツと落ちてくるけれど、雨に直に当たっていた時と比べたらかなりマシになりました。
寝ぼけながら雨夜の作業で30分くらいかかりましたが、なんとか雨をしのげる空間を確保。
タープの内側が虫虫パラダイスだったので、焚き火の煙で追い払う。
しばらく濡れた服を乾かしながら煙を浴び続けていると、虫も少なくなってきて、ようやく就寝。
完全に疲れ切った顔ですね。
…長い夜でした。
虫事情と虫対策
前回のキャンプは3月だったのですが、やはり5月下旬ともなると虫もけっこういました。
ということで、今回のキャンプで感じた虫事情についてご紹介しておきます。
虫事情はこんな感じ
蚊
日中の気温は20度を越えていたものの、キャンプ場がよく整備されていたおかげか、蚊に刺されまくることはありませんでした。
蜘蛛
地面を歩く大き目の蜘蛛や、タープやポールに巣をひたすら作る小さい蜘蛛など、けっこう多かったです。
でも、毒を持っているような大きいのやカラフルなのはいなくて、夜寝ている時なんかは頭のすぐ横でせっせと巣作りしているのですが、他の虫を捕ってくれるイイヤツ!と思って放置しました。
コット登ってくる率ナンバー1のカミキリムシ
虫が登ってこないようにハイコットにしたのですが、なぜかカミキリムシがけっこう頻繁に登ってきました。
カミキリムシは薪などを食べてしまうというだけで他は基本的に無害なのですが、その名前の由来が「寝ている人間の耳に侵入して食い破り脳まで達するから」らしく、怖くて好きになれません…(笑)
地面には毛虫・ヤスデ・蜘蛛
地面には大きい蜘蛛、ムカデによく似たヤスデ、あとたぶん毒ありの毛虫などがいました。
この時期以降の地べたスタイルは僕には無理ですね…。
タープで羽を休める蛾
キャンプ・タープときたら次に僕が連想するのはそこで羽を休める蛾です。
いや、一晩中いるといってもいい。
君たちはもっと活動して食料を探さなくていいのかい?と心配になってくるくらい、僕らキャンパーの周りに居座ります。
その他にもコバエ的な虫も何匹か羽を休めていました。
ムカデはまだ少ない
初夏はムカデの産卵時期です。
なのでまだあまり数は多くないです。
もう3ヵ月くらいするとムカデの悪夢が始まりますよ…。
マダニには噛まれなかった
対策はしたものの、マダニの被害ゼロでした。
虫対策やったこと
ハイコット
冬は地面にマットを敷いて寝ますが、夏はコットワンコンバーチブルというハイコットを使って虫が極力登ってこないようにして寝ます。
また、タープからコットを離して、虫が伝ってこないようにすることで、少しだけ安眠度が上昇。
コットワンについては別記事で詳しく紹介しています。
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ハーブ入りパラフィンオイル×2
ヒュアハンドランタンに入れるパラフィンオイルを、虫除けハーブのものに変更。
そして、これを2つ同時にファイヤー!
ハッカの香りがとてもよく、準備でタンクに注いでいる時あまりにおいしそうだったので、酒で割ったら飲めるんじゃねか?とか思ったり思わなかったり。
(ハッカはムカデ除けに効くそうです。)
マダニ対策
マダニは一年中存在するうえ媒介ウイルスは致命的にもなるため、キャンプ場でも対策したほうがいいです。
ただ初夏というのは、マダニがあまり多くない時期ということを考えて、今回はサラテクトの虫除けスプレーを足元にかけ、草むらに入らないようにする対策のみにしました。
(これが基本にして絶対したほうがいい対策です)
今回のキャンプは噛まれることなく、無事にキャンプを終えることができました。
上記は60mlタイプ。200mlタイプなどもありますが、キャンプの場合は携帯に便利な小型タイプがオススメです。
60mlタイプでも半年以上もちますよ。
蚊帳は使わないスタイル
僕はテント泊はしたことがありません。
パップテントは使うんですけど、あまりフルクローズすることもないので、タープ泊カウントで。
かといって、蚊帳も使いません。
なぜ頑なにテント泊をせず蚊帳も使わないかというと、ハードボイルドなキャンプに憧れているからという理由です。
そう、ハードボイルドキャラになるためにキャンプをしていると言っても過言ではない!
…
そんなこんなで、蚊帳は持っていません。
夜中気になったとき1回火を起こして追い払ったりしましたが、刺されたとかはありませんでした。
危険生物への対策はこちらの別記事でまとめています。かなり有益な情報だと思うので、ぜひ読んでみて下さい。
オススメ記事山の危険生物とポイズンリムーバーのお話
キャンプをする仲間のうち、一人はポイズンリムーバーを持っておいたほうがいいと思います。危険生物のいる時期にキャンプをされる方は必読です。
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あとがき
久しぶりにキャンプしたわけですが、やっぱりキャンプって、季節によってもスタイルによっても天候によっても、楽しさが無限にあって楽しいですね。
今回は特に、冬キャンプからいきなり初夏キャンプだったので、違いを大きく感じることができました。
「夏だけ」とか「晴れの日だけ」とか、そういう考えを捨てることも大切かなと思ったり思わなかったりしたキャンプでした。